主任教授 杉本 圭相
私は静岡県の中部に位置する藤枝市の出身です。
2002年に近畿大学医学部を卒業し、その後、小児科学教室に入局し、卒後研修を終了しました。
大学院在籍中に、アメリカ合衆国・テネシー州にあるVanderbilt 大学腎臓内科でリサーチフェローとして基礎研究に従事し、HB-EGFをはじめとする成長因子や接着因子についての基礎研究を行いました。
専門は、ネフローゼ症候群、IgA 腎症などの小児腎臓領域、全身性エリテマトーデスや若年性特発性関節炎などの小児リウマチ・膠原病、自己炎症性疾患、夜尿症、心身症(不登校児を含む)、起立性調節障害など幅広く診療しています。
近年、小児疾患の多くの分野において、診断がより確実に行うことができ、使用できる治療薬の選択肢も増え、子どもたちや保護者さまの QOL がずいぶん改善していることを実感しています。
しかし、目まぐるしく医療が発展する中でこそ、医療者と患者さんとの距離はより近い存在となり、安心できる医療を展開する必要があります。
私が大事にしていることは、やはり心の通じ合える医療を提供することです。
近畿大学病院小児科思春期科を受診した子どもたち、ご家族のおひとりおひとりが、ここに来て良かった!と思っていただける優しく安全な診療を目指しています。
医学博士(近畿大学)
小児科専門医
小児科指導医
腎臓専門医
腎臓指導医
抗加齢医学会認定医
地域総合小児医療認定医
性教育認定講師
アメリカ腎臓学会、国際小児腎臓学会、日本小児科学会、日本腎臓学会、日本小児腎臓病学会、日本小児リウマチ学会、日本小児腎不全学会、日本小児科医会、日本夜尿症学会、日本医学教育学会、日本抗加齢医学会、日本小児心身医学会など