近畿大学 小児科学教室
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01 NEONATOLOGY

新生児 グループ

病床数はNICU9床、GCU6床で、南大阪の周産期医療を支えるため、超早産児、先天性心疾患、小児外科疾患などのハイリスク新生児を24時間体制で受け入れています。南大阪で新生児特有の脳低温療法を行っている数少ない施設です。また未熟児網膜症に対する硝子体手術を行える数少ない施設でもあり、眼科医師と協力し全国から転院を受け入れています。

早産・低出生体重児先天性心疾患新生児外科疾患
CLINICAL FEATURES

診療の特色

当院NICUは日本周産期・新生児医学会の基幹認定施設であり、新生児専門医・指導医が1名勤務し、若手医師数名が新生児専門医を目指して研修中です。日本の新生児医療は世界でも最高水準の医療体制を誇り、出生1000人あたりの新生児死亡率は約0.8人と先進国の中でもトップクラスの成績を維持し、低出生体重児や先天性心疾患児などのハイリスク新生児においても高い救命率を達成しています。救命率が上がった一方で、28週未満の超早産児や複雑先天性心疾患児らは合併症の問題、成長後の小児科から成人内科への移行(移行期医療)、医療的ケア児の支援体制などの課題もあります。これらの課題に家族を含めた医療チームで向き合いながら、日々診療にあたっています。

221
2025年度入院者数
81/14/10
低出生/超低出生(院内4・眼科症例10)/極低出生
8/1
心臓外科手術/新生児外科手術
01

早産・低出生体重児

当院NICUでは産科医師と連携し在胎週数24週0日以降、出生体重500g以上の早産、低出生体重児を受け入れ、出生前にはプレネイタルビジットを行い家族に寄り添いながら後遺症なき生存をスローガンに日々診療にあたっています。また眼科医師と連携し全国から転院してくる未熟児網膜症児の診療も行っています。

02

先天性心疾患

小児循環器専門医による先天性心疾患の胎児診断にも力を入れており、大阪府内だけでなく和歌山県内の医療機関からも紹介があります。出産前には心臓血管外科医、小児循環器医、産科医、麻酔科医、新生児科医が連携し胎児カンファレンスを行い、出産後も各専門チームと連携し診療にあたっています。

03

新生児外科疾患

2026年度から小児外科常勤医師による診療体制が整い、症例に応じて新生児外科疾患の受け入れを再開しました。小児外科医、産科医、新生児科医が連携し産科カンファレンスを行い、出産後も各専門チームと連携し診療にあたっています。

RESEARCH ACTIVITIES

研究活動

AI小児医療チームの協力を得て、AI技術を臨床研究に導入し、より安全で精度の高い医療の提供を目指しています。過去の膨大な診療データをAIに学習させることで病気の早期発見や早期介入ができないか検討しています。

TOPIC 01

機械学習を用いた極低出生体重児の血液ガス検査結果の予測モデルの作成

換気条件変更後の血液ガスデータを非侵襲的に得られる情報から予測できれば、経験や知見に頼らず適切な換気条件の変更が可能になると考え、AIによる血液ガスデータの予測を行い予測精度を検討しています。